登山ハイキングを初めて5年程度ですが、自分で経験し購入までの内容を踏まえての話となります。
登山用ザックは普段使いの物と比べると防水性、耐久性、収納性等が全く別物という認識で良いと思います。
本当に色々なモデルがありますので自分も本当に迷いました。
購入までに色々な登山休憩ポイントで登山者の方にヒヤリングしたりネットで調べたりと約6ヶ月程度
検討しました。
上の画像は自分が使用しているノースフェイスのテルス35というモデルを背負って登山している様子です。
身長174cmで胴長の方です。平均身長かなって思うので参考にしていただければと思います。
ザック選びのポイント① ザックの容量別目安
基本的に登山状況に合わせて容量を決めます。
登山状況 | 内容積(ザック内の量)目安 |
日帰り~山小屋1泊程度 | 25~35L |
荷物が少ないテント泊~冬の山小屋泊当 | 35~70L |
テント泊 | 50~70L |
長期間遠征等 | 70L以上 |
上記はあくまでも参考となります。
登山では、季節や天候や地域や日程等の様々な状況で荷物の量は変わります。
それらに合うように対応する必要があります。
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ザック選びのポイント② ザックの選び方
普段使いのザックでももちろんダメだとはなりませんが、登山・ハイキング専用に工夫アレンジ
されている方が、時間が長い分、快適性と疲労感に大きな差が生まれます。
靴もウェアも全て適正サイズがあるようにザックでも適正サイズがあります。
じゃあどうやって選ぶの?
結果からいうと、自分に合ったサイズの物を選ぶ!となりますが、
選定ポイントがあります。
- 用途によるサイズが合った物
- 自分の身体にフィットする物
- ウェストベルトがある物
- 値段が予算内
上の1~4について少し深堀していきたいと思います。
①について
最初にも言いましたが、登山期間やスタイルによってやはり容量は違います。
※実際には用途毎にもってられないので大きめサイズです
- 日帰りと山歩き程度→35L
- 1泊山小屋程度→40L
- テント泊や2日程度泊→50L
↑このくらいの目安で良いと思います。
②について
自分はwild1で購入しましたが、ちゃんと背面長を測定してもらい合ったサイズを選択出来ました。
背面長が非常に重要です。
※自分は胴長○○でしたので小さいサイズのものでフィットするものはありませんでした。
背面長と言ってもピンとこない人には簡単な確認方法としては、ウェストベルトが腰にしっかり
高さがきているかどうかです。これが、お腹の所にきていたり逆にお尻のところにきていると
適正サイズではありません。
背面長=ウェストベルト高さ位置が腰にしっかりフィットしていること
③について
登山ザックでは『腰で背負う』が基本中の基本です。
これがあると無いとでは疲労感や歩行時の安定性に大きな差異が生まれます。
25L程度から下のサイズでは無いものが多いです。
個人的には、ウェストベルトは最重要部位です。
④について
ここがなんだかんだ一番現実なところでは最重要でしょうか。
値段の参考目安では15000円〜30000円の間であれば間違い無いと思います。
この位の金額であれば、1〜3までは大体、問題なく条件クリアになると思います。
ザック選びのポイント③ ザックの機能
ザック機能① 必要性
登山では
- 登山靴
- 雨具
- そしてザック
上記3つのアイテムは最低必須アイテムとなります。
これは、ハイキングでも同様です。
ザック機能② 大きさ
ザックは、容量を「L」リットルで表示します。
ザックの中身(体積)です。(小学校で勉強しましたよね)
上の容量目安で分かりますが、登山スタイルと期間によって変わります。
長ければ、2日目3日目等の着替えなどが必要になるので当たり前ですが物が増えます。
じゃあザック何個も持つのか?というと経済的にもったいないですよね!
もちろん購入できる方は、適所に合わせた選択をしていただいて良いと思います。
結論とすれば、大きい物を買っておけば大抵のものは対応できますが… 大は小を兼ねる!
ただし、大きすぎるのもな~ってことになりますよね!
自分が日帰りメインで考えているのであれば40L程度でも十分です
※自分のは35Lですが、余裕です!
ご自身の登山ハイキングでのスタイルを考えてみて購入できるようにしたいですね。
ザック機能③ 登山ザックの特徴
登山用ザックは長時間重い荷物を背負う事になるので非常に軽量化と頑丈に特化しています。
重い荷物が入っても破れたりしない素材を使用し、軽量かつ頑丈に作られています。
通常のザックはショルダーベルトのみですが
登山用ザックは、更に①チェストベルト②ウェストベルト③ショルダーベルトがあります。
②のウェストベルトがあることにより腰で背負う事ができますので重い荷物になればなるほど肩は楽に
なりますし、チェストベルトやショルダーベルトで更に安定が増し身体にフィット感が出ます。
雨の際には雨蓋がザック上部についていますし、全体を覆うカバーも付属している物もありますので
突然の雨でもザックが濡れる事を防止してくれます。
※ちなみに自分のもカバーは付いています。
ザック機能④ 背負い方
背負い方なんか順番なんかあるの?と最初は自分も思ってましたが、身体にフィットさせる為には
非常に大事な事が経験して分かりました。
順番としては
- 背負う
- ウェストベルトを締める
- ショルダーベルトを締める
- 肩の上の紐を締める
- チェストベルトを締める
2:腰骨を覆うようにウェストベルトをしっかりと締める。
※締めすぎて痛くならないようにして下さい
腰で締めることで肩と腰の負担軽減が出来ます。
3:ショルダーベルト(肩)を引き締めます。この時に引きすぎると肩の血流が…となります。
目安としては、ウェストベルトが上にあがらないように適度に引いてください。
4:最後にチェストベルト(胸)を締めます。
これで、ザックが左右に揺れず安定します。
女性の方だと、胸の少し上当たりになるように高さ調整しましょう。
ザック選びのポイント おすすめザック3選!!
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
1966年にアメリカ カルフォルニア州で創設されました。
独特のロゴはヨセミテ公園のハーフドームの北壁をモチーフにしています。
カラーは、ベージュとエメラルドグリーンとブラックの3種類です。
- フィット感のある背面パネル
- ウェストベルトポケットはサイズ感がとても良い小物入れがあり便利です
- レインカバー付き
- メイン収納部のワンクッションでの便利な開閉機構
- ポールが取り付けられるループ付き
- デザイン性が非常に高いのでファッション感覚
※自分もこの3つの中で迷いましたが、デザインと機能性でザ・ノース・フェイスを選びました。
MiLLet(ミレー)
1921年にフランスで創設されました。
ミレー夫妻なのでそのままの由来となります。
カラーは、ブラックとレッドとブルーですが若干色違いもあるので5種類となります。
- テントマットが取り付け可能
- 素材の強化で剛性と軽量化を達成
- ジッパー付きサイドポケット(ジッパーが付くため落下の心配レス)
- 背面パネルは速乾性があり、常にドライな状態に保つ
- 大型のウェストベルト小物入れ
- 2気室構造でバランスよく収納できる。
OSPREY(オスプレイ)
1974年にアメリカカルフォルニア州で創設されました。
オスプレイは登山上級者の人に特に評価が高いです。
見た目もこだわっていてスタイリッシュです。
カラーは、ブラックとブルーとグリーンの3種類です。
- 背面パッドは、通気性の良い快適な立体構造になっている
- 背面長の調整ができる
- レインカバーがついている
- 1〜2気室切り替え式がついてフレキシブル
- サイドジッパーからメインの荷室にアクセルできる
- ポールを取り付けられる
ザック選び まとめ
登山用ザックと普段使いとの違いは分かっていただけましたか?
私も登山用ザックを使用して本当に楽になりました。
選び方としては、用途・体型にフィット・ウエストベルト等も総合的に考えて選んでみてください。
どれか一つでも欠けると全く違います。
結論、私の場合は【THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)】がデザイン含め最高でした。
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