【損しているかも?健康保険の仕組み】絶対に知っておきたい3つの仕組み!

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誰でも病気やケガをしたら経済的に困りますよね?
会社員の方であれば、民間保険に加入していなくても医療保険に入っているのは知っていますよね?
毎月、健康保険料を天引きされていますよね。

その保険料を支払っているのに健康保険の中身を知っていますか?大抵の方は、病院での自己負担額は3割になるってことぐらいじゃないかなと思います。

そこで今回は、健康保険について説明していきたいと思います。

この記事でこんな事分かります
  • 公的保険の最低限の知識
  • 高額医療制度を知って損しない
  • 日本の健康保険の凄さ

公的保険とは別に民間保険も入っている人も多いと思います。その民間保険本当に必要ですか?合わせて見直し検討される方は⬇︎⬇︎⬇︎

Contents

健康保険の仕組み1 公的医療保険の基礎って知ってる?

最低限知っておきたいのがこの3つです。

国民皆保険

国民全員が保険に入れるようになったのは、1961年から。ほんの60年程度前は、
全国民の約1/3に当たる3000万人が無保険状態だったんです。この制度が実現される前は
医療を受けられずに多くの方が亡くなり、戦後の日本が復興していくうえでの大きな課題でした。
今では、職業などによって加入する保険に違いはあるものの全国民が保険にようやく入れるように
なりました。

・会社員、公務員→健康保険
・自営業、フリーランス→国民健康保険
・高齢者→後期高齢者医療制度

ちなみに参考としてアメリカでは、医療保険に加入していない人が約2750万人もいると
言われています。めちゃくちゃ多いですよね!加入できない理由はやはり所得が低いために
医療が受けられない人が大勢いるんです。なので日本の国民皆保険制度は、決して当たり前の
制度でないことは認識しておきましょう。

必要最小限・平等

健康保険の理念は「必要最小限・平等」というものです。
「必要最小限」という言葉からわかるように下記のようなものは保障の対象にならないのです。

公的医療保険でカバーされないもの
・先進治療
・治療以外の医療行為(美容整形、レーシック等)
・保険対象外の医薬品
・病院の個室(いわゆる差額ベッド代)

健康保険証を持っていれば医療機関は全国どこでも自由に選ぶことができます。職業や
所得などが理由で病院、医師に治療を断られることはないですし治療費が変わることも
ありません。「平等」に扱ってもらえるということですね。

日本で盲腸の手術をするとどこでも約30万程度です。これがアメリカのニューヨークだと
150〜450万程度かかると言われています。お金を積めば積むほど良い病院の良い腕の医師に
治療をしてもらえることになるので平等なんかない世界ですよね。

自己負担は原則3割(自己負担額には「上限」があります。

病気やケガの治療費を支払った場合、窓口での負担額は原則3割になります。
もし、保険がなければ本当はもっとお金がかかっていたことになります。ここからがポイントで
自己負担額には上限があるんです。
例えば、手術・入院で代で一ヶ月100万かかったとすると窓口で支払うお金は3割分の
30万人なりそうですよね。でも、実際は10万円程度で済みます。

本当に必要な保険ってなんなの?今一度、健康保険の仕組みを確認しておきましょう⬇︎

健康保険の仕組み2 知ってそうで知らない高額療養費制度とは?

条件:同じ月(1日〜月末)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合
→自己負担限度額を超えた分が、後で支払われる。

自己負担限度額がいくらかは、年齢と収入水準で決定する。70歳未満、年収500万以下
の人が総医療費100万の治療を受けると、自己負担限度額は、約8.7万円になる。
窓口で3割負担の30万支払っても、差額の21.3万円が後で返ってくるといった内容になる。

あらかじめ「限度額適用認定証」の交付を受けていれば、病院の窓口で支払う金額が
「最初から自己負担限度額」になります。後で返金されると言っても一度に多額のお金を
用意するのは大変なので、そういう人にはとても良いアイデアだと思います。

高額医療制度のおかげで悪いケースを想定したとしても、貯金が100万ぐらいあれば
医療費が払えなくなるということは考えにくい。

全国健康保険協会の調査によれば、高額医療費の認知度は68.9%。つまり3割以上の人が
高額医療制度の存在を知らないということになります。「限度額適用認定証」に至っては認知度が
35.6%しかない。
こう言った、便利な制度があることを知らない人たちが不安に駆られて多額の民間保険に入ろうと
しています。
しかも、あえてこの制度を教えない悪い保険勧誘員もいるので注意しましょう。

健康保険の仕組み3 健康保険のメリット?

会社員が加入している「健康保険」は、まだまだ沢山のメリットがある。

加入する保険保険料負担扶養制度その他お得な制度
会社員・公務員健康保険会社と折半あり傷病手当金
出産手当金
フリーランス・自営業国民保険全額自己負担なしなし

まず保険料。国民健康保険の場合は、全額が自己負担。一方、会社員の場合は保険料が
会社と折半で負担してくれている。つまり保険料が割安ということですよね。

扶養制度は国民健康保険の場合は、考え方がない。妻1人、子1人いたら妻子もそれぞれ
国民健康保険に加入して保険料を負担する必要があります。
一方で会社員の場合は、扶養という考え方があって妻子を扶養に入れると彼らは保険料を負担する
必要がない。

傷病手当金というのは病気やケガで働けなくなった時に生活を保障するために支給されるお金です。
但し、支給されるためには下記の4つの条件を満たしている必要があります
①業務外の病気やケガで休業していること
②療養のために仕事に就くことが出来ないこと
③連続する3日間を含み、4日以上仕事につけないこと
④休業中に給与の支払いがない事

受給期間は最大で1年6ヶ月です。受給額はざっくり直近1年間の平均給与の3分の2となります。
あくまでも参考になりますが、統計データを紹介しますと受給者の平均休業期間は33.53日、
受給額は18万3869円です。(全国健康保険協会 現金給付受給者状況調査報告 2018年度)

ここまできたら仕組みといえば年金についての仕組みよく分かりませんよね。⬇︎⬇︎

健康保険の仕組み4 日本の健康保険は、世界最強の保険!

今までのをまとめると

・原則3割負担で必要な医療が平等で受けられる
・高額療養費制度のおかげで自己負担の上限額はせいぜい月10万円程度
・保険料は会社と折半 扶養家族の分の保険料は払わなくてOK
・病気やケガで働けなくなっても1ねん6ヶ月は保険がある。

上記のような健康保険内容があるので世界最強の保険と言われています。
民間の保険に入りまくっている会社員の人は、よーく考えてみてくださいね!

とは言いながらも実際には不安だって人もいますよね!その不安がある典型例を見て参考にしてくださいね。

①不安内容:必要最小限ではない保障、例えば「先進医療」を受けたいなら民間保険が必要では?
 回答:先進医療って聞くと「最先端医療技術を使った素晴らしい医療」に聞こえますが、実態は
    「効果があるかどうか検証中のまだ保険適用になっていない医療」に過ぎないのです。
    本当に効果がある医療はちゃんと保険対象なっていきます。お金持ちだけが受けられる
    「病気が治る可能性の高い最先端の治療」みたいな勘違いする人はかなり多いです。

②不安内容:日本人の2人に1人はがんなるのにガン保険もいらないのか?
 回答:「2人に1人はガンになる」はほんとだけど、若いうちはほとんどならない方が多い。
    20〜40歳の人が、今後10年でガンになる確率は0~0.5%未満です。
    ガンの治療費は高額医療費制度のおかげで3人に2人は50〜100万円の自己負担で
    済んでいます。若いうちから貯金していれば良いのでは?
    どうしても不安な人は貯金が貯まるまでは加入してても良いかもですね。

③不安内容:友人や知人が実際に病気にかかった際に保険に入っていて助かったと言っていたので
 回答:もちろんそういう人はいますよね。でも、それは「保険」というギャンブルに勝ったに
    過ぎない。確率的にいけば金銭的に得する人の方が少ないのです。
    もし、加入者がみんなお得な思いをするなら、保険会社が潰れてしまいますよね?
    パチンコ屋で勝った人に「パチンコやった方が良いかな?」って聞いたら
    「絶対にやったほうが良いよ」って言われますよね。そもそも、保険料というギャンブル代を
    払わないように普段から健康に留意して生活としっかりとお金を蓄えていくことが大事です。
    

 



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この記事を書いた人

現役エンジニアブロガーです。
・キャンプ歴:20年
・バイク歴:20年(キャンツー含)
ブログは、そんな自分の長い人生経験や買ってみて良かった等有益な情報発信をしていきます。

最近、【ラーツー】の本をKDPにて出筆しました٩( 'ω' )و

ブログ内容
1:キャンプの備忘録
2:バイクの辞典
3:登山の書
4:お役立ち雑日記(マネタイズ、投資、その他等)

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